エンジニア採用担当が知っておくべきTwitter採用のはじめかた

Twitter採用をご存じでしょうか?
従来の求人型の採用と異なり、候補者にTwitter上で直接アプローチをする採用方法です。獲得競争が激しいエンジニア採用の新しい手段として、徐々に活用されはじめています。

従来の採用は、受け身の採用、つまり求人を掲載して応募を待つという形が主流でした。しかし昨今、企業側が候補者に直接アプローチするという能動的な採用、ダイレクトリクルーティング( https://hr-tech-lab.scouty.co.jp/knowhow/directrecruiting/ )が徐々に広まりつつあります。Twitter採用もその一つです。しかし、一口にTwitter採用といっても、やり方がわからず、また最初はためらってしまうものです。どのようにTwitter採用を行えばいいのか、実際の例を示しながらやり方を紹介していきます。

Twitter採用とは

この記事では、大きく分けて次の2つをまとめてTwitter採用と定義し、順に説明していきます。

  • Twitter上で転職意思を示している人にアプローチする
  • 転職意思を明確に示していないものの、自社の求めるスキルを持っている人にTwitterでアプローチする

候補者を見つける

それではここからそれぞれのパターンにおける候補者の見つけ方を具体的に紹介していきます。

Twitter上で候補者を見つける

はじめに、Twitter上で転職意思を示している人を見つける方法です。フォローしている人の場合は簡単に見つけられますが、そうでない人は検索して探してみましょう。ここでTwitter上での探し方を3つ紹介します。

高度な検索フィルターを利用する

Twitterには高度な検索フィルターを指定して検索をかけられる機能があります。これで採用ターゲットを特徴付けるワードを複数入力して検索すれば、候補者探しのいい足がかりとなるでしょう。

IFTTTを利用する

IFTTTというアプリを使うと、特定ワードを含むツイートがされるとSlackなどで通知を受け取ることができます。手作業より手間がかからず、効率的です。前述のフィルター検索で効果的だった検索条件を登録することで、継続的に監視することもできます。

検索条件は、条件が緩すぎても絞りすぎても効果的に候補者を見つけられません。緩すぎた場合は任意条件を必須条件に変えてみたり、絞りすぎた場合はその逆をしてみたりして柔軟に探してみましょう。

ワードとしては、“転職”“エンジニア”などのメインワード、“インフラ”“サーバーサイド”のような職種、“Python”“Java” のような言語、“Django”“Ruby on Rails”のようなフレームワークなどが良いでしょう。試験的に「“転職”, “バックエンド”,  [ “Ruby” or “Python” or “Java” ]」という検索条件を設定したところエンジニアが転職を示唆する内容のツイートが1週間で3件通知されました。

ハッシュタグ #hiyokonitsuduke を利用する

#hiyokonitsuduke というハッシュタグをご存じでしょうか。転職意思のあるエンジニアが、自分のスキルや実務経験などとともに転職意思を示すツイートをこのハッシュタグをつけて投稿しています。このタグのついた投稿の通知をIFTTTを使って受け取るのもいいでしょう。

このハッシュタグはひよこ大佐というアカウント名の人物がTwitter上で経歴やスキルとともに転職意思を投稿したところ、転職に成功したという出来事に由来します。詳しくは、こちらの記事がまとめてくれています。

Twitter上で候補者を見つけた場合、実務経験などからある程度スキルを推測できる場合もありますが、投稿内容だけでは十分にスキルが判断できないことがあります。そのようなときは、GitHubやQiitaなどのアウトプットを追加で参照してみると良いでしょう。

GitHubなどのアウトプットから候補者を見つける

続いて、転職意思を明確に示していないものの、自社の求めるスキルを持っている人にTwitterでアプローチする方法です。この方法でアプローチする候補者を見つけるにはGitHub、Qiita、teratailなどで自社の求めるスキルを持つ人を探し、良いと思ったら、その人のTwitterを探してみてDMを送るのが有効です。これらのアカウントにTwitterが紐付けられていたり、Twitterも同じアカウント名であったりすることが多いです。なお、エンジニアリングの知識があればGitHubのレポジトリなどから候補者のスキルを理解できますが、エンジニアリングの知識に自信がない方はGitHubのReadmeを読んでみたり、Qiitaの記事などを参考にすると候補者のスキルや志向性について理解しやすいかもしれません。

※エンジニアの知識がない人に向けたGitHubやQiitaの見方をまとめた記事があるので、こちらもご参考にしてみてください。

候補者のスキルを理解することはスカウトを送る上で非常に重要です。候補者の人となりやスキルを最大限理解してその人にあった文面でスカウトすることが、最も候補者の心を動かしやすいのです。

スカウトDMを送る

アプローチはTwitter上のDM機能で送ります。DMはアカウントの設定によって、誰からのDMも受け取る、あるいは、自分がフォローしている人からのDMだけ受け取る、ということが選べます。もし、候補者の設定が後者の場合、採用担当者は候補者をフォローして、フォローバックされるのを待つことになります。無事、フォローバックされたらDMを送信できます。

DMの文面については、丁寧な文章を送ることはもちろん、その相手にあったパーソナライズされた文章を送ることが重要です。自分のことをしっかり確認してくれた上で評価しているんだなと感じてもらうことが、好結果に繋がらせる近道です。また、相手の様子に合わせ、情報交換程度のお誘いから少し踏み込んだお誘いまでを使い分けるのがお互いにとって良いでしょう。実際にscoutyが送っているTwitterでのスカウトメッセージをこの記事の最後に紹介します。

Twitter採用のメリット

潜在層にアプローチできる

Twitter採用では、これまでの採用サービスでは見つからなかった転職潜在層にアプローチできる可能性があります。また、候補者が転職活動を始める前に、いち早くアプローチできる可能性もあります。

返信率が高い

TwitterのDMは実は返信率が非常に高いです。一般のスカウトメールを送った場合、多くが返信率5〜10%ほど、高い返信率を残しているscoutyのスカウトメールでも20~30%程度です。これはscoutyの実績ですが、TwitterのDMでは返信率が70~80%とほとんどのメッセージに返信が返ってきています。

最後に

以上、Twitter採用について紹介してきました。Twitter採用はまさに今広まりつつある方法で、Twitterに転職意思を載せてスカウトを待つエンジニアも増えつつあります。これを期にTwitter採用を始めてみてはいかがでしょうか。

最後に、scoutyが実際に送信したDMでのスカウトメッセージをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

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<Twitterでのスカウトメッセージ例 その1>

突然のDM失礼します……!

私、scouty( https://scouty.co.jp/  )という会社で○○をしている○○と申します。いつもツイート拝見してます。

プロフィールに人材系のデータ解析に興味があると書いてあったのを拝見して、うちがまさに今オープンデータのHRデータを解析して転職時期を予測するとか、本人の次に行く会社を予測する、といったことをしており、かなり近いのではないかと思って思わずご連絡してしまいました。

リモートでできるお仕事が欲しいとのことですが、うちでも業託といった形で切り出せるものもあるかもしれませんので、興味あればぜひ一度ランチかお茶などいかがでしょうか(費用はこちらで持ちます)。うちでやってるHR系のデータ解析のことなどシェアできるかと思います。

ご検討いただければ幸いです。

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<Twitterでのスカウトメッセージ例 その2>

突然のDM失礼します……!
私は、scouty(https://scouty.co.jp/ )というHRのデータ解析系サービスの運営をしております○○と申します。(ちなみに自分も元MLエンジニアでした)

△△さんのこちらのブログ( ブログのURL )を拝見して、経済学からのデータサイエンスというのが面白いなと思って見ていたのですが、そういえばTwitterで繋がっていたなと思ってフォロー&ご連絡しました。

内容も弊社が取り組んでいる部分と近いところもあったので、ネットワーキングを兼ねてよろしければ一度都内でランチなどどうでしょうか?
ふだんのデータ解析のフローなど、情報交換などさせていただければと思います。

突然のご連絡失礼致しました。興味あれば返信ください。

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