スカウトメール返信率35%のグッドパッチが意識する、自社にマッチするエンジニアの条件

《プロフィール》
ひらいさだあきさん:
株式会社グッドパッチ 執行役員 CTO & Vice President of Product
2015年1月にGoodpatch入社、2015年12月にCTOに就任。 SIerでJavaを使った開発やLinuxのインフラ構築などを経験し、前職の食べログではインターネット予約サービスの開発(Rails/JavaScript)にエンジニアとして携わる。
Goodpatch入社後は、プロトタイピングツールProttのエンジニアリーダーとしてプロジェクトマネージメント、チームビルディング、プログラミング(Ruby/Rails/JavaScript)、パフォーマンスチューニングなどを担当。CTOとしてエンジニアリング組織作り、エンジニアリング評価制度策定、技術選定、環境整備、エンジニア採用などを行う。 現在はVice President of Product(プロダクト責任者)として、Prottのプロダクト開発を推進し、事業目標達成に向けて取り組んでいる。
プライベートではhtml5jというコミュニティのスタッフとして活動し、執筆/登壇活動を行っている。 フォントが好きで、FontLoversというFacebookグループを友人と立ち上げ、フォントに関するイベントなどを開催。好きなフォントは秀英体とOptima。

株式会社グッドパッチ:
グッドパッチは、UI/UXデザインに特化したクライアントワークとインハウスプロダクト開発、2つのビジネスを持つデザインカンパニーです。クライアントワークとしては、プロダクト開発の初期フェーズから関わり、クライアントともにUI/UXデザイン、開発までをワンストップで提供。インハウスプロダクト開発としては、ユーザーにとって使い心地の良いプロダクトを世界で増やすため、自社で培ったノウハウが詰まったプロトタイピングツール「Prott」やデザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」を提供し、組織にデザイン文化が浸透することを目指しています。

今回の記事では、scoutyを通してエンジニアの採用に成功した株式会社グッドパッチのCTO ひらいさんに、scoutyの運用やグッドパッチが求めるエンジニア像についてお話を伺いました。

候補者ごとにパーソナライズを徹底していることが返信率35%に繋がっている

scoutyの運用はどのように行っているんですか?

運用は私一人で行っています。scoutyでは一人ひとりのアウトプットをじっくり見ていて、スカウトするかどうか判断が難しい場合もあるため今はまだ一人体制です。今後は徐々に増やしていきたいと思っているところですね。
scoutyの運用について正直なことをいうと、GitHubやQiitaなどのアウトプットをしっかりと読み込んで、文章を個別に書いていくということに対しての難しさはあります。でも、スカウトメールの返信率は35%もあり他の採用ツールよりも高いです。候補者ごとにパーソナライズさせるための作業を徹底していることが返信率の高さに繋がっていると感じていますね。また、アウトプットをしっかりと読み込んでいるからこそ、無差別ではなく自社が求めている要件にマッチした人にスカウトできていると感じています。

スカウトメールを書く時にはどんな情報を参考にしていますか?

Qiitaなどの記事を参考にしてスカウトメールを書くことが多いですね。GitHubも見ているんですが、コードだけだと意図まで分からないことがあります。コミットログを書いていれば読むこともありますが、個人開発だと書いていない方が多くいらっしゃいます。Qiitaでは、どういった志向性で記事を書いているかある程度わかりますし、記事を書く頻度や書き方から候補者の人となりが透けて見えるような気がしています。
また、記事の中でコードが紹介されていて実際に動くものがGitHubのリポジトリのリンクで貼ってあったりすると「こういう事を考えて作ってたんだ」ということがわかりやすいですね。
自分が持っているノウハウを記事として公開することで、他人の役にも立つので、記事を公開している姿勢には好感を持っています。Qiitaの記事では、いいねの数が多いか少ないかということはあまり重要視しておらず、それよりも自分のやった事をちゃんと記事として残していくという人のほうが好印象ですね。

グッドパッチのカルチャーとしても情報発信は重要視しているんですか?

そうですね。エンジニアからの情報発信はどんどんしていってほしいと思っています。また、頻度を高く、継続的に情報発信をしていくことが重要だと感じています。グッドパッチでは隔週で社内勉強会を開催しているので、記事だけでなくそういった場面でもアウトプットができるようにしていますね。

「デザイン好きなエンジニアしかいない」のがグッドパッチ独自の魅力であり強み

scoutyを通して実際に採用された方にはどのようなメールを書かれたんですか?

採用した方は、Qiitaで頻繁にアウトプットをされていましたね。長い記事を書くというよりも簡単な事でもメモを残しているというアウトプットの仕方に魅力を感じました。あとはUIのテストについての記事を書いていたことも興味を持つきっかけになりました。ちょうどグッドパッチでもiOSのUIテストを行うプロジェクトがあったので、自動テストについて知見を持っている方とお話したいというような内容のメールを書きました。グッドパッチで使ってる技術に親和性があったり、デザインに興味がありそうかどうかということもスカウトするうえでの重要なポイントですね。

どんな方がグッドパッチにマッチすると思いますか?

技術面でマッチすることはもちろんなのですが、デザインに興味があるということ、またチームで開発していくマインドがある人だと考えています。グッドパッチではエンジニアとデザイナーがコミュニケーションを取りながらモノ作りをしていくので、エンジニアとしての専門性だけを求めていきたいという志向性だと合わない可能性があります。自分の持っている技術をどうデザインに活かすかということを楽しめる人がグッドパッチにはマッチすると思いますね。
デザインに興味がある人はUIに関する記事を書いていたりするのでQiitaやブログに該当の記事があるかどうかは一つの判断材料です。scouty上で候補者のアウトプットを見る際には、そのあたりを重点的にチェックしています。

エンジニア採用は面接などを含めると何名で運用されているんですか?

面接には現場のエンジニアが出ています。現在面接に協力してくれているエンジニアメンバーは7人います。みんな協力的ですね。また、エンジニアの面接では少なくとも1回は私が出るようにしています。グッドパッチの社員は現在約120人で、この規模だったら私もすべての面接に出ていけるという状況ですね。

グッドパッチで働くことの魅力を教えていただけますか?

グッドパッチのビジョンは「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」、ミッションは「デザインの力を証明する」です。ビジョンとミッションから分かるようにグッドパッチはデザインの会社で、社員もみんなデザインが好きなんです。
それはもちろんエンジニアにもいえることです。「デザイン好きなエンジニアしかいない」ということは他社にはない独自の魅力であり強みだと考えています。そういった文化がしっかりと根ざしているので、どういう風にデザインを実現していくかということをエンジニアがデザイナーとディスカッションしていったり、ユーザーインタビューにもエンジニアが参加したりしています。このような文化、仕事のやり方を通してプロダクト開発に深く関わることができるのが、グッドパッチで働くことの魅力だと思いますね。

– ありがとうございました!

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