scouty HR TECH LAB

HR TECH・AI企業であるscoutyが、オープンデータを分析して得られた知見や最先端のHR Tech事例を紹介していきます。

私がscoutyを設立した理由

はじめまして。scouty代表の島田です。scoutyでは世の中からミスマッチを無くすことをミッションとして、企業とエンジニアをAIでマッチングするサービスを提供しています。

今回は、なぜscoutyというサービスを始めるに至ったのか書こうと思います

人工知能研究にどっぷりはまった学生時代

私は小学2年生の時に始めてパソコンを触り、小学5年生でゲームを作りたいと思いプログラミングを始めました(初めて触った言語はN88-Basic)。以降、高校生でWEBデザインを学び、大学では計算機科学科に進み、人工知能に興味を持ち始めました。特に「人工知能による創作活動やデザイン」に興味を持ち、学部時代は、プロのデザイナがつくったロゴデザインやアートを教師データとして機械学習し、美しい配色を提案するというアルゴリズムを作ったりしていました。学部での卒業研究では、マルチエージェントと呼ばれる人工知能技術を使ってWEBレイアウトを自動で行なう研究を行いました。

 

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大学時代の自動WEBレイアウトアルゴリズム

卒業後、より実践と応用に根ざした教育とより高度な専門性を求めて、スコットランドエディンバラ大学院に留学し、MSc in Artificial intelligqence を取得しました。修士課程では最先端のディープラーニング自然言語処理を学び、「人間の知識や概念をコンピュータ上でどう表現し、推論すべきか」というテーマで論文を書き、グラフを使った新しい知識表現手法を提案しました。

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エディンバラ大学情報科

 scoutyの基となった退職率予測アルゴリズムや、マッチングアルゴリズムSNSデータからのプロファイル予測アルゴリズムは、エディンバラ大学院在学中に思いついたものがほとんどでした。

才能が埋もれてしまう社会を変えたい

人は常にミスマッチを抱えて生きています。たとえミスマッチが顕在化していなくても(本人が理解していなくても)、今よりも良い選択肢は常に存在しているはずです。しかし、人は目の前に無い選択肢には気づくことすらできません。それによって、本来あるかもしれない貴重な機会を見逃しているケースをたくさん目にしてきました。

自分が大学院にいた頃、まわりの友人の多くは就職活動をしていました。その中に、デザインの才能があるクリエイティブな友達がいたのですが、彼もまた就職活動をして、大手の広告代理店に就職しました。彼はブログで文章を書いたりロゴデザインをしたりするのが得意だったはずなのに、毎日終電までエクセルをいじる日々を過ごしていると聞き、転職を勧めましたが、私は他に良い選択肢を提供することもできなかったので、彼が転職をすることはありませんでした。

日本だけでも1億人以上の人がいる中、こういったミスマッチを人力で解決することはもはや不可能です。そこで思いついたのが、ネット上に人々がオープンにしているデータを解析することで、その人が潜在的に抱いている好みや不満をあぶり出して、その人に最適な選択肢を提供できるのではないか?というscoutyの構想でした。

scoutyが世の中のミスマッチを無くす

私は、「自分さえも気づかなかった可能性」を人々に届け、ミスマッチを無くす手段として、オープンデータと人工知能を使うことを決めました。その人個人に最適な選択肢を届けるためにはその人のことを深くまで理解しなければいけませんが、一人一人と会って話すのは大変な上、スケーラブルではありません。人がふだん残している行動や言動の痕跡としてオープンデータを使うことで、単なる性格診断やスキルによるマッチを超え、本人を理解した本質的な「マッチング」が実現できると考えました。

scoutyは、最初に人、特にエンジニアと企業とのマッチングをテーマに選びました。

政府も「働き方改革」ということばを掲げているように、今、人材業界・人々の働き方は変遷の時を迎えています。人材のソーシングの仕方は、従来の求人広告型のものから、リファラル採用やダイレクトリクルーティングのような新しいやり方に変わりつつあります。今後、履歴書を書いて、イベントや会社訪問に奔走し、行きたい会社を数社の選択肢から決めるという従来の転職活動のあり方も、よりデータドリヴンで効率的なあり方に変わっていくことでしょう。

scoutyは、テクノロジーの力で、世の中のミスマッチを無くします。

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scoutyでは、現在エンジニアとBizサイドのメンバーを募集しています。

最先端のAIプロダクトで世の中からミスマッチを無くすというscoutyのミッションに共感いただいた方はぜひご連絡ください。